2010年07月11日
清らかなる心
ケニアのスラムで学校運営しているマイシャ・ヤ・ラハ基金のアフリカの風 春の全国ツアーの長旅から近藤ヒロミさんが帰ってきました。お疲れさまでした!沖縄ツアーの後はマサイ族のジャクソンさんが合流したというので、初来日の様子を聞きました。
マサイは牧畜で暮らしていて、彼らは何も無くてもこの自然とともに生活ができれば幸せだと思っている。
しかし高速道路の計画が持ち上がり開発の波は否応なしにマサイの居住地区にまで及んでくる。先住民である彼らは土地を所有する概念は無いので勝手に土地は売られてしまう。この道路は日本の開発援助のお金も使われていますが、その先にはパソコン携帯に使うレアメタルの鉱山につながっています。。。
このままの生活ではいられなくなる現実を目の前に、彼らは苦渋の選択で、子どもたちに教育を受けさせることにする。その資金をマサイの方法で・・・・・マサイの戦士 ジャクソンさんの話
ジャクソンさんは普段はケニアのサバンナで暮らすマサイ族の智慧者、初来日どころか、初海外、ケニアの首都ナイロビですらほとんど行ったことがないそうで、日本の状況にさぞかしびっくりしたのではないかと思ったら、意外なことに淡々としていたそうです。福岡や岡山、長野、名古屋、東京の六本木ヒルズにも行ったそうですが、初めて見るモノが溢れた大都会をうらやましいという感じもなく、批判することもなく、むしろ淡々と受け入れていたそうです。
講演会で最後に会場から
「もし日本から何でも持って帰っていいと言われたら、何を持って帰りますか?車でもビルでも飛行機でもなんでもいいです。」との質問に、
マサイは牧畜で暮らしていて、彼らは何も無くてもこの自然とともに生活ができれば幸せだと思っている。
しかし高速道路の計画が持ち上がり開発の波は否応なしにマサイの居住地区にまで及んでくる。先住民である彼らは土地を所有する概念は無いので勝手に土地は売られてしまう。この道路は日本の開発援助のお金も使われていますが、その先にはパソコン携帯に使うレアメタルの鉱山につながっています。。。
このままの生活ではいられなくなる現実を目の前に、彼らは苦渋の選択で、子どもたちに教育を受けさせることにする。その資金をマサイの方法で・・・・・マサイの戦士 ジャクソンさんの話
ジャクソンさんは普段はケニアのサバンナで暮らすマサイ族の智慧者、初来日どころか、初海外、ケニアの首都ナイロビですらほとんど行ったことがないそうで、日本の状況にさぞかしびっくりしたのではないかと思ったら、意外なことに淡々としていたそうです。福岡や岡山、長野、名古屋、東京の六本木ヒルズにも行ったそうですが、初めて見るモノが溢れた大都会をうらやましいという感じもなく、批判することもなく、むしろ淡々と受け入れていたそうです。
講演会で最後に会場から
「もし日本から何でも持って帰っていいと言われたら、何を持って帰りますか?車でもビルでも飛行機でもなんでもいいです。」との質問に、
「枯れない川。」
枯れない川ーその答えを聞いて涙が出ました。その答えに全てがありました。
長野に行ったとき、美しい川を長い時間ずっとずっと見つめていたそうです。
マサイの人はブレが無く迷いがない。大事なものは何かすでにわかっている。
文字も持たず、数も数えない。でも自然と共に生き、本当の幸せを知っている。
インドで会ったチベット僧たちを思い出しました。。。同じ赤い布をまとう尊き民。
長野に行ったとき、美しい川を長い時間ずっとずっと見つめていたそうです。
マサイの人はブレが無く迷いがない。大事なものは何かすでにわかっている。
文字も持たず、数も数えない。でも自然と共に生き、本当の幸せを知っている。
インドで会ったチベット僧たちを思い出しました。。。同じ赤い布をまとう尊き民。
Posted by アマム at 21:56│Comments(0)
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