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2008年12月04日

ルーツ 勾玉と港川人

おととい2時間かかってUPしたブログが手違いで消去!ショック。気をとりなおして書きます。

南城市まつりで斎場御嶽から発掘された勾玉が公開されるというから見に行った。

そしたら大里のミルク(弥勒)がお出迎え!

ルーツ 勾玉と港川人

何とも言えない表情がす・て・き。ミルクというよりおじさんみたい。。。


ルーツ 勾玉と港川人ルーツ 勾玉と港川人
昔の玉城シーサーとどこかのシーサー(獅子舞)

この何とも言えない笑える愛らしさは沖縄独特でツボにはまる。ムチゼーク(屋根職人)の作ったシーサーや村獅子とかの素朴で力強くおちゃめな感覚は、私の沖縄のルーツなのだ!私のシーサーの原点。。


斎場御嶽の勾玉は撮影禁止。金やひすい、ガラスなど9個。いわゆる勾玉の形より頭がちいさくて胎児みたいだった。一番大きい勾玉は筋が入った丁字頭勾玉だった。子供のころから太宰府の祖母の家の前にある歴史資料館が大好きで勾玉や土器をながめ縄文時代を夢み、小学生の卒業研究は「卑弥呼の秘密」という変わった少女だった。丁字頭勾玉や土器は北部九州で発見されてるのと同じと聞き2年前に歴史資料館に行ったらなんとその勾玉があった!!歴史を研究してるある先生は北部九州で弥生中期に縄文復興運動がおこり丁字頭勾玉はその象徴で、縄文を求め沖縄に行った人がいるという。福岡生まれで小学生から筋金入りの縄文好き、沖縄好き、貝好きの私がつながり、もしかして私の先祖がいったのか??な~んて。縄文復興なんてまさに、っていうか何千年前と同じ考えしてるのにショック・・・!全然進歩なし・・・?

またこの日は旧石器時代の港川人の骨が発掘された現場の見学会があり行ってきた。

ルーツ 勾玉と港川人ルーツ 勾玉と港川人

鍾乳洞のすごい谷を降りたら、港川人の骨がそのままあった!!掘り出してる途中で、背骨なんかとても綺麗に残っていた。一万年以上たってるようには見えなかった。
ルーツ 勾玉と港川人ルーツ 勾玉と港川人

なんと、縄文復興運動の象徴ごほうら貝の貝輪(腕輪)も出土!それにしても鍾乳洞のすごさに圧倒された。中も広いし風雨をしのげてすごしやすかったんだろうな。そのころの自然はどんなだったのかな。1万年ぶりに出てきたら沖縄ワールドになっててびっくらこくだろうなあ。


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Posted by アマム at 01:05│Comments(2)沖縄日和
この記事へのコメント
 これまで、訪ねたことのない玉泉洞、次回は是非行ってみたいですね。それまで港川人が留まっていてくれればよいのですが・・・・
Posted by のんのん(代) at 2008年12月06日 12:50
そうだね。私も沖縄に来て9年になるけど、玉泉洞一度も行ったことがない。
首里城もまだ行ったことがないよ。今度行ってみよう。歩けるといいね。

今回は無料見学会で裏口から入って園内は見てまわれなかったんだけど、港川人が発見されたのは玉泉洞内ではなく、ガンガラーの谷でなんと入場料
が2000円もする(ガイド付き)!高すぎ!前までただで入れたらしいけど、一度も行かない間に入場料が・・・。斎場御嶽も入場料とるし、そのうちどこの自然も入場料とられるようになるのかな・・・。地元の人は安くとかしてくれたらいいのになあ。沖縄の自然を守ってきたのは地元の人なんだから。

港川人は半分以上発掘されてたから、のんのんさん来るころには多分
展示会場みたいなとこに展示されてるかもね。
Posted by アマム at 2008年12月06日 14:30
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