木創舎 工房アマム3周年!

アマム

2010年06月02日 21:16

5月26日(水)アフリカの風ラストライブ!いつもお世話になっている木創舎(木工家城間光雄さんのギャラリー)で工房アマムの3周年記念ということでやらせてもらいました。お店をやってからは3年半ですが、1人で工房アマムとしてスタートしたのは3年前の6月1日なので、ちょっと早めの3周年です。
おかげさまで石の上にも3年、皆さまのご支援でここまでこれました。ありがとうございます。感謝を込めて


晴天に恵まれ屋外でやることにしました。7時でも暗くないのでスライドが写らないからゆっくりはじめます。



ゆっくりと暮れてゆく空にカリンバが響きはじめると、虫たちが合唱しはじめました。
ヒロミさんの優しい演奏は虫たちと共鳴します。本来の音とは自然と混じりあうのかも。






みんな気持ちよさそうに聞いています。

日がとっぷりと暮れると早川さんのスライドトークへ・・・
マサイの暮らしについて語ります。
彼らは何百頭の牛を飼っていますが、数を数えるのは不吉なので数えませんが、個体識別しているので一瞬にしてどの牛がいないかわかります。また若い牛の角は尖っているので怪我をさせないように歯で子牛の角を抜きます。ビデオをみてみんなわ~っと驚く!
牛の血を牛乳と混ぜて飲むのですが、どうやって血を止めるのですか?との質問に、彼らは薬草などの自然の智慧を持っているので、止血する薬草を塗って血を止めるのだそう。だからほとんど病院なんかも行きません。たとえばマラリアは沢山草を食べたヤギの胃袋を取って消化物を絞って飲むと治るそうです。このような智慧がマサイにはたくさんあります。
ビーズ細工を作りながら、歌いはじめるマサイの女性たち。戦士の歌うライオン狩りの唄。
ライオンは勇敢なマサイを恐れています。ライオンは普通の人間とマサイを区別しているそうです





マサイの戦士の儀式に千晶さんの友達の永松真紀さんを連れて行ったら、ある1人の男性しか目に入らなかったという。何の話もしていないのに、1カ月後マサイの長老から連絡があり、こないだ連れてた友達を嫁に欲しいと言ってる若者がいる、なんとそれはその男性ジャクソンでした。そして永松さんはジャクソンの第2夫人になりました。
第1夫人は真紀さんより年下ですが、「一緒に仲良くしましょう、日本人のあなたにしかできないことがあると思うから、お互いの役割で頑張りましょう」と言ってくれたそうです。そして真紀さんは消えゆくマサイの文化の素晴らしさを残し伝えるために、エコツアーや講演会など企画して活動しています。
マサイのジャクソンさんのインタビューなど詳しくはこちらhttp://africaze.ti-da.net/e2403841.html
スタディーツアーはこちら旅専http://tabisen-tsunagu.com/africa_studytour/


そしてスラムのこどもたちのお話。困難な状況の中でマゴソスクールと出会い、よみがえってゆく。路上の浮浪者だった子たちは頑張って勉強して、なんとセカンダリースクールに見事合格しました。真新しい制服に身を包み満面の笑みを浮かべる子どもたち。最初に学校を作ったときはまさか進学までできるとは思わなかったとリリアン。みんな、このスラムを変えるのは自分たちだ!とはりきっています。
セカンダリースクールの子たちのことはこちらに詳しく載ってます
http://africaze.ti-da.net/e2614851.html
マゴソTVの取り組みについてはhttp://africaze.ti-da.net/e2614880.html

私はこんな子どもたちにいつも勇気をもらっています。援助しているという風に思われますが、私はこの子たちにいつも元気をもらっているのです。子どもたちの力はすごいです。いつも学ばされています!
と、千晶さん。上からの援助ではなく、共に学び、共に助け合うを実践していて、本当に頭が下がります。




後半はトライバルフリージャムバンド「土の民」
ディジュリドゥ:けい(ハルサー)、ジャンベ:ヒロユキ(AFRIKASIA) 舞踏:ジョナサン(うりずん)
 


バックからユリさんのピアノが流れる中、けい君のディジュとヒロユキのジャンベが始まる・・・
そして仮面をつけたジョナサン登場。木の彫刻に乗って天から降りてくる。





写真は城間さんの前に降臨するジョナサン。妖しげでトライバルな世界。良かったです!





そして最後は3周年のために結成した私のバンド「あまたま」って勝手につけてその場で発表!(笑)
アマムと玉城メンバーってことで、若干津嘉山人、佐敷もいるのですが。。。まとめて「たま」ってことで。
私バンマスだし。それぞれとは一緒にやったことあるのですが、このメンバーで集まったのは初めてです。

唄・三線:私(工房アマム)、城間勇紀(玉城出身) SAX:稲福哲雄(玉城焼、出身) ギター・シタール・島太鼓:赤嶺辰治(津嘉山出身) タブラー:坂本らく(佐敷・インド修行帰り) の民族ジャズ民謡ユニット



いや~なんか緊張しました~。世界の子どもの笑顔はみんなの心を救います。「童神」から・・・
そして普天間に揺れる沖縄を思い祈りを込めて「平和の願い」を。シタール、タブラーが響く。







私の大好きないちゃりばちょーでー「兄弟小節」で哲雄さんのSAXが炸裂!!!
最期はみんなでカチャーシー&哲雄さんSAX民謡メドレーで踊りました!






みんな手拍子で応援してくれました~!







カチャーシーはじまったらみんな踊りはじめました!







城間さんそっせんして踊ってくれてありがとうございま~す!
アンコールもありがとうございました。何も考えて無かったので即興でてぃんさぐの花を
皆さん遅くまでおつきあい下さりありがとうございました!!!




みんなとっても楽しかった~!!と言ってくれて嬉しかったです。本当にありがとうございました。
スタッフ含め70名くらい遠いところからも来てくれてありがとうございます。老若男女色んな人たちが来てくれました。みなさんのおかげさまで3周年迎えることができました。今後ともよろしくお願いします。

場所を提供してくださった城間さん本当にいつもありがとうございます。沖縄の木工界の巨匠と言われる城間さんの素敵なギャラリーも「木創舎」是非遊びに行ってくだいね。城間さんのおでんやっぱり美味しかったです。大人気!打ち上げのつまみも用意してくれてありがとうございました。 ♪ happy birthday アマム ♪に感動!の後なぜかジョナサンとケーキカット(笑) 最後は酔っ払いを置いて先に帰りましたが、
本当にみんなありがとう!


土の民のけい君&ジョナサン、宣伝、準備から片づけまで本当にありがとう!感謝します。
月光荘のトモもPAほんとにありがとう。助かりました~!!!赤嶺君も機材持ってきてくれてありがとう!
月光荘は那覇にある赤瓦の素敵な宿です。けい君の奥さんは玉城で雑貨カフェチチやってますよ~!




手伝いの友達が来れなくなって、急きょるりこさんとりーちゃんにグッズ販売と受付お願いしちゃいました。本当にありがとうね!!助かりました。たくさん売ってくれてありがと~!!!





早川千晶さんはまた来年も来るのでよろしくお願いしま~す!私もいつも元気もらってます。
私も援助と言うよりわくわくするからやってます。この感動をみんなに感じて欲しい。
おかげさまで毎年色んな出会いと感動、失敗含め様々な経験させてもらって感謝してます。
頑張っている人がいるから頑張れる!目に見えない努力、地道な作業が私の魂に響きます。
千晶さんは国からの援助無しに、個人で10年以上も地道に活動を続けています。
彼女の支援は知れば知るほど奥が深く、そのきめ細かさと、その愛に頭下がります。
そうやってお互い元気をもらって生きていければ私はHAPPYです!

みんなにありがとう!



早川千晶さんの奥深い支援の一部は詳しくはこちら「アフリカの風」ブログへ
千晶さんのケニアからのレポートに細かく載っています。
興味のある方はmixiで「早川千晶」でマイミク申請すれば随時レポート届きますよ!



追伸・・・
この前日の沖縄大学で新しいカメラを忘れてしまい、当日のカメラが!!!
と思ったら、前の愛着のカメラが奇跡的に復活!きっと私の3周年を見たかったのでしょう。。。
ありがとうXactiちゃん!!古いから暗いところの撮影は苦手です(笑)


この記事を書きながら、千晶さんの継続する力ってすごいな~と思っていたら、鳩ちゃんが辞めちゃった!
あんぐり。鳩ちゃんは辞めればおしまいだけど、沖縄はどうなるんだよ~~~!!












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